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避妊(メス)・去勢(オス)手術

★飼い主として、不妊・去勢手術ということについて、考えてみましょう。

不妊・去勢手術とは、正確には、どんなことなのでしょうか?

不妊(避妊)手術とは、雌犬の子宮、卵巣を取り除く手術です。
去勢は、雄犬の睾丸と輸精管を取り除く手術です。

なぜ、不妊手術(避妊手術・去勢手術)を行うのか?

「行動学的な理由」「社会的な理由」「医学的な理由」「遺伝学的な理由」
の4つ点です。

 ①行動学的な理由と社会的な理由

・性格が穏やかになる、吠えなくなる、遠吠えしなくなる
・テリトリー意識(繁殖に伴う)が減少する、マーキングやスプレーの予防
・ケンカが減る、外傷が減る
・咬みつかなくなる、イライラしなくなる 

などなどです。効果の程は個体差、手術時の年齢によって違ってきます。
こういった行動学的変化を期待した場合、1歳になるまで(6ヶ月まで)の早期の手術が適しています。

どうです。他の犬や猫とのトラブルも少なくなり、ホテルや入院時も安心ですね。
そして自分の愛犬・愛猫に対して社会的自信が出来ますね。

また、乱交配や不本意な交配を防止する、もらい手のない可愛そうな小犬達を作らないといったことも重要です。

②医学的な理由と遺伝学的な理由

・子宮蓄膿症、子宮内膜炎の予防・子宮ガン、卵巣ガンの予防
・乳腺腫瘍、乳ガンの発生率の低下と予防
・アトピーやアレルギー疾患の緩和
・糖尿病の緩和とコントロール性の向上
・クッシング(副腎皮質機能亢進症)の緩和など
・睾丸腫瘍の予防・肛門周囲腺腫の予防・前立腺肥大の予防など若年性白内障や股関節・肘関節形成不全、膝蓋骨脱臼、進行性網膜変性、先天性な心疾患などは遺伝性疾患です。

これらの病気をもっていることを知ってかしら知らずか、
安易に繁殖に使うことにより、病気を増やすことも予防できます。日本においては、乱繁殖に伴うこれらの疾患が非常に多く見られます。これらの問題も皆さんよく考えてくださいね。

以上のように不妊手術は、愛犬愛猫にとって得なことばかりです。よく考えて、不妊手術(避妊・去勢)を考えてあげて下さい。 
 

たくさんのブリーダーは、譲渡先に対して、適正年齢に達した時点で、不妊・去勢手術を受けさせる、という条件つきで、生まれた小犬を譲渡しています。
これは、その犬種の品質の確保とさらなる改良のための1つの手段です。

もし、繁殖することが、自分自身と、自分の犬にとって好ましくない、と判断した場合、不妊・去勢手術を考えて見ましょうね。

*不妊・去勢に関するその他の情報*

不妊・去勢手術は、危険な手術ではなく、個体の持つ性格を変化させたり、肥満の直接的原因にはなることもありません。

不妊手術を受けたメス犬は、受けてないメス犬に比べて、より健康で長生きするケースが、しばしば見られます。

不妊手術を2回目の発情までに受けたメス犬は、乳腺の腫瘍になる確率が殆ど無くなります。

去勢を受けたオス犬は、生殖器系のガンになることも少なく、前立腺のガンに犯されるリスクもひじょうに低い。
 
獣医師・動物病院や経験豊富なブリーダーは、正確なアドバイスをしてくれる、最も大切なパートナーです。

最良の愛犬愛猫仲間、ブリダー、訓練トレーナー、そして獣医師・動物病院とより良い関係を築き、最愛の犬猫に健康で健全な人生をおくらせてあげたいですね。

(どんな事でもお気軽に当院のスタッフに御質問ください。)

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