寺田動物病院
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2012/8/24 金曜日

  No.21 東播開業獣医師会主催 学術講演会 参加

短頭種気道症候群の病態と治療  -なぜ事故が生じるのか?その対処法とは?

相模が丘動物病院 呼吸器科 坂下先生

村田獣医師 参加

フレンチブルドックも最近はとても多くなりました。また、パグやチワワなども根強い人気犬種です。

ブルドック、フレンチブルドック、パグ、チワワ、シーズ、ペキニーズ、ボクサーなどいわゆる”はなぺちゃな犬達”は、短頭種”と言い、様々な呼吸器症状を出しやすい犬種達です。

グアーグアーとひどいイビキ、

食べる時にフガフガ、

水を飲んでいる時にガーガーいったり、ガフガフと咳のようなことをする、

呼吸の時や興奮した時にベーベーベーベーいう、

などよくやっていますよね。これらの犬種達は。

これらの症状を持ちながら生活していくと、何年も経過すると慢性的に様々な呼吸器症状が出てくることがあります。

この発現してくる慢性症状は、軽いものから重度なもの(命に関わる)まで様々ですが、この病態を”短頭種気道症候群:BAS”と言います。

外鼻孔狭窄、軟口蓋過長、気管低形成、反喉頭小嚢、および鼻道の解剖学的構造に慢性進行性上気道閉塞を示す症候群です。

麻酔の時に非常にリスクが高い、熱中症や突然呼吸困難で死亡する、誤嚥性肺炎、突然起こる肺水腫、洞性不整など多くの問題を抱えています。フレンチブルドックやパグなどが飛行機に預かってもらえないのはこれらのためです。

診断、治療、そして予後も大変デリケートで様々なケースを伴う疾患です。

今回、坂下先生の講演でかなりこのあたりがクリアーに勉強できました。

 

それにしてもいつまでも続くこの暑さ。短頭種の犬達は、本当に気を使って下さいね。

 

2012/8/21 火曜日

  No.20 遊んでえ!

もうすっかり高齢になってしまったお母さん。

いつも駐車場で寝ている柴犬、名前はお母さんって言います。保護されたあと病院に居候。

その上、5匹も出産し、早10年以上。

保護された時にはすでに中年の容貌でしたのですでに15歳は過ぎているはず。

すっかり顔は真っ白。

夏の暑さにも負けそうでした。今年はもう室内でご隠居中です。

いつも院長に”遊んでえ!”ってこの目線です。

2012/8/10 金曜日

  No.19 病院見学中です

9日10日の両日、獣医師の方が病院見学に来られています。

麻布大学卒業後、北海道で大動物を診察され、その後JAICAでフィリピンでお仕事をされていたそうです。日本に帰国後小動物で身を立てたいとのことで当院に見学に来られました。

来週には帯広畜産大学の学生さん、再来週からは神戸動植物環境専門学校の学生さんも実習に来られます。

このように当院では見学・実習を積極的に受け入れております。

獣医大学生、動物看護学生、トリマー学生、だけでなく既卒生でも可能です。

入学したての1年生、少し余裕の出てきた2~4年生、将来の就職を見据えた5~6年生。是非、見学・実習にいらしてくださいね!


  No18 熱中症にご注意を!

8月は一番ペットを連れて出かけるのが多い時期ですが、今朝のニュースで朝の番組で人気のZipのサモエド犬が車内での熱中症で死亡とのこと。
たとえ少しの時間でも、たとえエアコンをかけていても、車内放置は絶対にダメです。
本当に残念でなりません。
皆さんもご注意を!

2012/8/6 月曜日

  No.17 鶏籠山から覗くと

院長の寺田です。

暑い日が続きます。ワンちゃん、ネコちゃん、そして飼い主様も体調管理にお気を付け下さい。

久しぶりに朝の散歩コースをちょっと変えて、北龍野から自然歩道で両見坂そして鶏籠山の龍野古城から覗いてきました。

当院は矢印下です。ちょっと写真は拡大しております。

朝の8時でもすでにかなりな気温でしたが、まだこの時間なら楽しく歩けますね。

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