寺田動物病院
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2013/2/18 月曜日

  No.8 セミナー参加録

第3回兵庫県開業獣医師会臨床研究会 院長寺田 参加

Peppy 動物病院応援セミナー 信頼される動物看護師を目指して 中川、山本 参加

Olympus 獣医内視鏡セミナー 獣医師村田 参加

 

 

2013/2/14 木曜日

  No.7 定期的なお腹の虫下しもお忘れなく!

定期的な駆虫は、ペットとご家族を守る大切なルールです。

ペットも人も共通に感染する病気、それが「ズーノーシス:人獣共通感染症」です。

その原因は、人や動物に寄生する寄生虫や病原菌です。その中でもペットのお腹の虫(消化管内寄生虫:内部寄生虫)が人にうつる事があります。ワンちゃん自身に何も症状がなくても、また定期的な検便は必ず必要ですが、その際見つからなくてもお腹の虫が寄生していることもあります。
代表的なモノとしては、回虫・鉤虫・鞭虫です。また、ノミが媒介するモノとして瓜実条虫(サナダ虫)があります。
しかし、恐れる必要はありません。きちんと定期的にノミ駆除薬を使用し、定期的に駆虫薬を投与することによりペットや人の感染は防ぐことが出来ます。

当院では、子犬の時の駆虫に始まり、成犬になっても年に4回(3ヶ月に一度)の定期的な駆虫薬の投与をオススメしております。
フィラリア予防薬の中にはお腹の虫の駆虫効果もある薬剤もあります。
当院HPのワンちゃんの予防、ネコちゃんの予防のページの中にある一覧表を参考にして、フィラリア予防薬、ノミ・ダニ駆除薬、そして駆虫薬の組み合わせをよく選んで、しっかりペットとご家族を守りましょう。
詳しくは、獣医師ならびに病院スタッフまでお気軽にご相談ください。

以下のHPも参考になります。

http://www.bayer-pet.jp/pet/health/teikikuchu.html

http://www.cvbd.jp/html/

 

2013/2/8 金曜日

  No.6 今月のお薦め図書

院長の寺田です。

今月のお薦め図書は、無人島に生きる十六人 須川邦彦 著 です。

私は海洋冒険モノが時代小説と同じくらい好きなジャンルです。以前ご紹介したことのあるジュールベルヌの海底二万里をはじめ十五少年漂流記はその代表的なモノですが、今回紹介した物語は、海洋難破漂流モノです。皆さんも十五少年漂流記そして一大傑作ロビンソンクルーソー漂流記などは胸躍らせて呼んだ記憶がおありでしょう。この物語は、ノンフィクション!です。明治31年に実際に起きた事を物語にしてあります。

海洋調査のために出かけた帆船・龍睡丸は太平洋、ハワイ諸島近くで座礁。壊れかけた船から小さなボートで脱出した16人は、珊瑚礁で出来た小さな島に漂着します。そして、いつ助けが来るのかも分からない漂流・無人島生活をおくることに。

彼らがはじめに決めたことは、1つ、島で手に入るモノで暮らしていく。2つ、出来ない相談を言わないこと。3つ、規則正しい生活をおくること。4つ、愉快な生活を心がけること。

それに基づいて生活していくのですが、固く力を合わせ飲み水や火を確保し、魚を捕り、見張り櫓を作り、ウミガメの飼育牧場までも作ってしまいます。また、アザラシや海鳥をこよなく愛し、星や海など自然の変化を観察、そして愛でます。無人島学校を作り、船長以下学識のあるモノがいろんな勉強を教え、ついで16人が代わる代わる先生となりいろんな事を日々の中で勉強することで自分達を律していきます。

16人で助け合い、そして日々考え工夫し、愉快な生活をしていくことで、辛く苦しい漂流無人島生活を過ごし、幸いにもたまたま通りかかった日本の船に助けられ、日本の地を踏む事になるのです。

ちょっと興奮して長い文書になりましたが、本当に胸躍る物語です。しかもこの物語が発刊されたのは明治36年!その後、昭和23年、そして10年前平成10年に再発行されました。

まったく、物語にその古さは感じられません。大人だけではなく、小学校高学年から十分に読み楽しめる作品です。どうぞ、手にとって明治男達の素晴らしい”冒険”を楽しみ、現代の日本人の忘れかけている実直、品行方正、そしてちょっとしたユーモアを思い出してみましょう!

また、人気デザイナー・イラストレーターのカミガキヒロフミさんの挿絵がこの物語をさらに素敵にしていますよ。

 

 

2013/2/1 金曜日

  No.5 ノミ予防は年中です

院長の寺田です。

ここ2週間ほどノミによる皮膚炎で来られるネコちゃんが見受けられました。

ちょっと、皆さん驚かれますか?皆さん、ご存じですか?ノミは年中居ることを。

ノミは成虫1匹が毎日約50個の卵を産みます。

その卵は、夏場なら2週間で孵化します。冬の寒い時期は2ヶ月での孵化します。かなり気温によって孵化するスピードが違います。

だから、冬場でもノミは居るのです。孵化するスピードが遅くなるので成虫自体の数は少なくなっているだけなのです。

冬場に産卵した卵が春に孵り、そのノミが夏場の大爆発増殖を起こします。

そうです!冬場の対策が夏場を乗り切る大切なポイントです。

お忘れなく。