寺田動物病院
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公益社団法人日本動物病院福祉協会

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2014/8/30 土曜日

  No.33 デング熱

デング熱の国内発生が70年ぶりに確認されました。

厚生省のHPです。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/dengue_fever_qa.html

 

2014/8/15 金曜日

  No.32 エボラ出血熱

西アフリカでは、エボラ出血熱という感染症が話題になっております。

厚生省のHPにこの病気の詳しい説明が載っています。ぜひご覧ください。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/ebola.html

 

2014/8/11 月曜日

  No.31 股関節脱臼

犬の股関節脱臼は、時々見られる整形外科疾患です。その殆どは、交通事故と高所からの落下で、当院では年間4-5頭(依頼手術含む)のワンチャンが来られます。

股関節は非常に強い靱帯と関節包で出来ているのですが、それが破綻してしまうのは大変なことです。

症状は、急性の痛みと跛行(びっこ)です。診断は、触診やレントゲン検査で見つけることが出来ます。

治療方法は、

①手術をしない方法:全身麻酔下で脱臼を整復し、バンテージで安定化させ約1ヶ月の絶対安静。大人しい性格の犬ではかなりな確立で治るのですが、やはりそこはワンチャン。なかなかじっとしておいてくれる子は少なく、どうしても動こうとしてしまい、再脱臼することも多いのが実情です。

②手術:いろんな方法があります。デビタピン法(骨盤に刺したピンで固定する方法)、経股関節ピン法(ピンで股関節に留める方法)、創外固定法(創外固定と言われる器具で固定する方法)、トグルピン法(人工の靱帯で固定します)などがあります。

それぞれの方法に一長一短があります。当院ではどの方法も手術できます。飼い主様とご説明の上、当院では、脱臼直後であればまず手術せずに脱臼を整復し、毎週レントゲンで観察しながら安静を保ってもらいます。その経過で再脱臼が起こればトグルピン法で手術させて頂くことが多いです。

どちらにしろ、しばらく1-3ヶ月の安静は必要です。

写真は先日来られたパピヨンのワンチャンですが、普通は大腿骨が骨盤の背側に脱臼するのですが、この子は骨盤の腹側に脱臼していました。無事手術で正常に歩いております。

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2014/8/9 土曜日

  No.30 うちの寅さん

院長の寺田です。

年明け早々に交通事故で運び込まれた子猫の野良猫。既に右足はぐちゃぐちゃになっており、仕方なく断脚。その後元気になるまで病院で面倒を見ていたのですが、新しい飼い主さんも現れることなくいつの間にかうちの猫ちゃんになってしまいました。

何処行ったのかなって探してると、洗濯機の隅っこに。可愛い”寅さん”です。

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2014/8/1 金曜日

  No.29 熱中症対策

暑い夏がやって来ました。犬は体温調整を呼吸だけで行っています。汗もかきません。高温に対する体温調整が上手くない動物のひとつです。犬も熱中症に注意して下さい。

夏場から11月頃まではご注意を。

いくつかのポイントあげておきますね。

 

①ブラッシング!

被毛のもつれは熱がこもります。毎日!しっかり!何回も!ブラッシング!

②いつも新鮮な飲み水を置いてあげて下さい。

③大きなペットボトルに入れた水を凍らせて使うのが便利です。沢山作って使いましょう。

④室内飼育の場合。風通しを良く。出来れば冷房を。

⑤屋外飼育の場合。しっかり日光を遮断。風通しの良い場所に。

打ち水なども利用しましょう。

⑥老犬は特に暑さに弱くなっています。さらにご注意を!

⑦外出時、地面に近い犬は飼い主が感じるより暑い場所にいます。注意しましょう。

⑧暑い季節の車でのお出かけは出来るだけ避けましょう。

どうしても必要な時には、直射日光を避け、エアコンの空気がいつも確実に当たるようにして下さい。飼い主さんの休憩の回数を増やして、少し車外での息抜きを必ず行いましょう。

⑨短頭種(シーズ・パグ・フレンチなど)、肥満の犬、興奮しやすい犬も特に注意しましょう。