東京都の作成したエッセイがちょっと話題です。
動物愛護読本 犬を飼うって素敵ですか?
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/aigo/yomimono/dokuhon.html
見てみて下さい。
東京都の作成したエッセイがちょっと話題です。
動物愛護読本 犬を飼うって素敵ですか?
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kankyo/aigo/yomimono/dokuhon.html
見てみて下さい。
3年前の今日の日、東北大震災で亡くなられた方々、行方不明の方々、被災された方々に哀悼の意をもう一度捧げます。そして、少しでも早く被災された方々、被災地が復興しますように祈りたいと思います。
あの日を我々日本人は忘れないでしょう。また、忘れずに教訓として生きていかねばならない。
人間の英知をもってしても想像すら出来ない自然の力。
人間の英知を持ってしても制御すら出来ない技術。
そして人間の支え合う力。
焦らず、ゆっくりと。今を生きていたい。
被災地、陸前高田市では津波の到達点上に桜を植樹し、後世に伝えるプロジェクトが行われているそうです。http://www.sakura-line311.org/
また、いつか、必ず襲ってくる地震と津波を忘れないために。
私は大学時代(北里大学)を青森で過ごしました。そこで私は聞いたことがありました。地震とそれによる津波のことを。東北太平洋沿岸地域の方々は口づてで伝えることはしていたのですが、やはり時と共に危険意識が薄れていたのも実情でしょう。幼少時からの話を聞き、素早く逃げた方々も多かったと聞きます。私の義兄も八戸の海岸沿いの工場で働いておりましたが、地震直後津波を警戒し、皆で逃げたことで難を逃れたそうです。
この地震と津波を決して忘れず、必ずまた来る日のために語り継がなくてはなりませんね。
そして、再び立ち上がる人間の力を。
静かに、今日は祈りたいと思います。
鎮魂のために、
そして事故を起こした原発が少しでも早く廃炉されるように。
皆さんもご存じかと思いますが、歌手の山下達郎さんが震災に遭われた方々を思い、作られた歌を載せて置きたいと思いました。
~希望という名の光~
この世でたったひとつの
命を削りながら
歩き続けるあなたは
自由という名の風
底知れぬ闇の中から
かすかな光のきざし
探し続ける姿は
勇気という名の船
だからどうぞ泣かないで
こんな古ぼけた言葉でも
魂で繰り返せば
あなたのため 祈りを刻める
眠れない夜のために
子守歌があるように
傷付いた心には
愛という名の絆を
A Ray Of Hope For You
A Ray Of Hope For Me
A Ray Of Hope For Life
For Everyone
運命に負けないで
たった一度だけの人生を
何度でも起き上がって
立ち向かえる
力を送ろう
どうぞ忘れないで
移ろう時代(とき)の中から
あなたを照らし続ける
希望という名の光を
あなたを照らす光を
希望という名の光を
A Ray Of Hope For You
A Ray Of Hope For Me
A Ray Of Hope For Life
For Everyone…
犬では比較的まれな疾患に、副腎皮質機能低下症(アジソン病)があります。当院では、過去17年で4頭(雑種1頭、ボーダーコリー1頭、トイプードル1頭、Wコーギー1頭)が診断・治療されており、今週また一頭のプードルのワンちゃんが診断され、治療を開始しました。
副腎とは、腎臓のすぐ上にある小さな(約5mm)器官で大切なホルモンを数種類分泌する内分泌器官です。
大きく2層に分かれ、副腎皮質からはいくつかの副腎皮質ホルモン(糖の利用を制御する糖質ホルモン・電解質を制御する鉱質コルチコイド:ミネラルコルチコイド・生殖機能を制御する性ホルモン)が出ています。
副腎髄質からは、カテコールアミンホルモンと言われるエピネフリン、ノルエピネフリンが出ています。
この副腎皮質の機能が低下してしまうのが、副腎皮質機能低下症(アジソン病)です。
原因は、殆ど場合、特発性(免疫介在性)で、自分の免疫反応によって副腎皮質が侵され、機能が低下しています。まれではありますが、肉芽腫性疾患や転移性の腫瘍、下垂体性腫瘍などによっても起こることがあります。
症状は、様々で、元気消沈、食欲不振、嘔吐、体重減少、悪化と回復の繰り返し、下痢、過去の治療に対する反応、振戦、多飲多尿などです。
時には、急性症状として、急に元気がなくなり、ふらついたり倒れたりし、ショック状態に陥り、迅速に治療をしなければ、命に関わることがあります。
一般身体検査所見
一般血液検査/生化学検査/尿検査
確定診断 ACTH刺激試験を行い血清コルチゾール値が低値であることを証明します。
治療 生理食塩水の点滴治療と共に、生涯にわたるグルココルチコイド・ミネラルコルチコイドの投与が必要。また、旅行やペットホテル、入院などストレスのかかる場合は気を付けなければいけません。
予後 ほとんどのばあ愛、治療が適切である限り、良好に推移し、一般的寿命を全うすることが出来ます。
院長の寺田です。
今週は本当に寒いですね。その上、花粉が多くて、花粉症の私にはとっても大変な1週間となっております。さて、水・木・金とお休みを頂き、JAHAという獣医学団体の学術講習会に参加してきました。今回は、「神経外科」と言うことで、特に脊髄疾患を中心に再勉強してきました。
人間と違い、物言わぬ動物の神経学的なシグナルを見つけるのはやはり大変です。人間のように、右足の痺れが・・・などと動物が語ってくれたらどんなに楽か。いつもそう思います。
今回、当院でも多い椎間板ヘルニアの新しい手術法の紹介がありましたが、やはり術前のMRI検査の重要性を再認識しました。人医では当たり前の検査となっておりますが、獣医学ではMRI検査自体の実費費用として検査3-5万円の上に、検査のための麻酔料(所要時間30-60分間、動かない様にしないと撮影できません)などもかかりますので、総額7-8万円はかかってしまいます。飼い主様には大変なご負担だと思います。しかし、患部の特定だけでなく、その炎症の程度や手術不適な状態の把握、また、MRIでしか見つからない病変(脊髄軟骨塞栓症など)などが手術前に把握できるのは大変有用です。単純で価格のお安い脊髄造影検査(これは院内でも行えます)単独とは比べるまでもありません。
ぜひ、椎間板ヘルニアや神経外科が必要なば場合は、MRI検査をお勧めします。なお、MRI検査は二次病院(加古川動物病院、京都AR獣医神経病センター)への検査依頼となっております。ぜひご利用下さい。
その他、沢山の神経外科を再勉強し、頭の中をブラッシュアップしてきました。