寺田動物病院
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2018/12/1 土曜日

  命。儚くて、そして、大切で。

院長の寺田です。私は、職業として動物医療のプロですが、ひとりの人間として愛犬家・愛猫家、犬好き・猫好きであり、犬猫と共に全ての動物を愛する者です。

先日、愛犬のルナ(Mダックス12才)が亡くなりました。私だけでなく家族みんなが悲しんでいます。

ルナは、生後3ヶ月のワクチン接種時に心臓の雑音を聴診し、詳細な検査により動脈管開存症と診断し、私自身で手術も行い、経過も良く完治しました。その後、何事も無く健康的に元気いっぱい過ごしていました。

トイレも良く覚え、しつけも入りやすく、本当に優しく明るい犬でした。寝る時はいつも家内の布団に入り込み、仕事から帰るといつも玄関先で待っていてくれていました。

いつも明るい犬でした。本当に家族の一員であり、家族の潤滑油であり、大切な大切な友達でした。

昨年、突然、重症筋無力症を発症し、一時的に危ない状態にもなりました。幸いにも治療が上手く行き、どうにか回復、お薬からの解脱も行えたのですが、食道の機能不全(食道拡張:アカラジア)だけが残ってしまいました。食道が動かなくなると食べた物が食道に詰まったり、いつまでも胃に入らず停滞します。また、高率で誤嚥性肺炎を引き起こします。そこで、食後は必ず家族がルナを立てに抱っこし、重力で食べ物が胃に入るまで15分程ケアーしていました。毎回、毎回、毎日、毎日。家内と息子が最も手を尽くし、一生懸命介護してくれていました。

そのおかげもあり、何度か誤嚥性肺炎を起こしながらも約1年半元気に過ごしていましたが、先日とうとう重度の誤嚥性肺炎を引き起こし亡くなってしまいました。やはり、大切なペットの死は当方もなく悲しいものです。今でも寝る時に「ルナ、寝るで!」と、夕食時には「ルナ、ご飯やで!」と言ってしまいそうになります。

本当に有り難う、ルナ。ゆっくり安んでください。

静かに安らかに。

IMG_1851

 

2018/11/27 火曜日

  寒くなりました。

院長の寺田です。

グッと朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。下痢や嘔吐と言った胃腸の症状で来院される動物たちが多いのはそのせいでしょうか?また、毎年この時期に多く見られる猫の泌尿器症候群FLUTDS(特発性膀胱炎、排尿困難、頻尿、結石など)も見られます。

先日も2度目の排尿困難のため、ペニスの先端が壊死してしまい、カリフラワーの様な状態になってしまった猫ちゃんが来られました。尿道を探索しましたが全く尿道が分からない状態であり、尿道の栓塞を解除することが不可能でしたので会陰部尿道瘻設置術(ペニスを切除し、尿道を拡張し尿道口を大きく形成し直す手術)を行わなければ行けませんでした。

ペニスを切除すること無しにどうにか内科的(専用の処方食)にコントロールするのがこの病気の治療のメインなのですが、どうしてもこのような手術を施さなければ行けない猫ちゃんも稀におります。

体質、食事、肥満、性別、多頭飼育などいろんな要因が重なって症状が出現してきます。

猫ちゃんの飼い主さんは、良く気を付けたあげて下さいね。

うちの捨てちゃん、美人さんです。IMG_1734

2018/11/6 火曜日

  SFTS:重症熱性血小板減少症候群

野原にいるダニが媒介するウィルス疾患としてSFTS:重症熱性血小板減少症候群が最近注目されています。当院でも診察中やHPで注意を促していますが、野原や山、河川敷、あぜ道などダニがいる所へ出かける時は良く注意して下さい。

帰宅後ダニが着いていないか、ご自分とペットをよく見ましょう。

ペットについては必ず前もって定期的にダニ駆除剤をご使用してください。

特に猫においてはかなり重度な症状がでる事があり、多くのウィルスを排出します。それによって飼い主である人間に移ることがあります。ご注意下さい。

以下のHPを必ずご覧下さい。

国立感染症研究所 https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/sa/sfts.html

厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html

2017/6/5 月曜日

  No.9 トンビの保護

032負傷したトンビが保護されてきました。

*弱ったり傷ついたりした野生鳥類を見つけた場合、必ず、直ぐに保護せず、絶対に素手で触ったりせず、お近くの農林事務所、家畜保健衛生所に連絡し、捕獲・保護・診察をして貰って下さい。

今回、光都農林事務所を通して運び込まれたトンビは古い骨折を持っていました。約1週間安静と滋養の治療を行い、元気に放鳥されていきました。

 

2017/3/13 月曜日

  No.8 犬の鑑札、注射済票について

<犬の登録と狂犬病予防注射は飼い主の義務>

犬の飼い主には、

(1) 現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること
(2) 飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること
(3) 犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること

が法律により義務付けられています。

必ず注射を受けるだけではなく、市町村への注射済みの届けと注射済票の配布を受けてください。

正しく、市町村の行う集合注射もしくは事務委託された動物病院で、接種と届け(注射済票の配布)を行いましょう。

以下をぜひご参照下さい。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/10.html

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/

http://nichiju.lin.gr.jp/kousyu/pdf/h22_0401_kyouken.pdf

 

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