早朝から熱中症の犬がやって来ております。
特に室内の日当たり良い部屋にいる犬はご注意して下さい。
早朝から熱中症の犬がやって来ております。
特に室内の日当たり良い部屋にいる犬はご注意して下さい。
ワンチャン、ネコチャンの健康チェックポイントのサイトのご紹介。
ペットオーナー向けウェブサイト「Life with Pet」
http://www.bayer-pet.jp/pet/special-healthcheck/
院長の寺田です。
梅雨真っ盛りと言った雨が続いていますね。
さて、私、10年ぶりに子犬を飼い始めました。既にルナという10歳のダックスを飼っていますが、そろそろ老いが強く見られてきました。そこで元気な子犬を飼い、飼い主も先住犬であるルナも気分一新って事になりました。
私は、飼い主様に愛犬が10歳くらいになった頃に次の子犬を飼う事をお勧めしております。
久しぶりに私も子犬を飼うと本当にそれが実感出来ました。
犬の寿命は13~15年。人間に比べて短いものです。死による別れは辛いものですが、犬や猫がそばにいてくれる幸せはとても素敵なことです。もう1頭おれば、ペットロスも和らげてくれます。
ルナの前にいたマイロ(コーギー)が亡くなった時、猫のクロやチビが亡くなった時、ルナがいてくれたからこそ心の回復も早かったと思います。
4-5頭と言った多頭飼いはなかなか出来ませんが、2頭で数年なら充分可能なのではないでしょうか。
今朝も子犬に遊び道具を取られて戸惑うルナの姿を見て実感しました。
ここの所、膝のお皿の脱臼、いわゆる膝蓋骨脱臼に付いてのお問い合わせが数件ありました。
膝蓋骨脱臼の殆どが先天性の脱臼です。ただ、成長期に気づくことは重度のもの以外ではあまりなく、成長した後や5歳や10歳になってから気づかれることが殆どです。他の症状での診察時に動物病院でたまたま見つかる事が殆どです。
犬の年齢・持病の有無・症状の程度、そして各種の検査結果から手術の適応を判断し、手術すべきものは行い、内科療法で対処できるものは手術を行わずにケアーしていくのは基本です。
その犬その犬で個々に判断しますので、手術するしないを一概に決めつけずにご相談ください。また、ネットの情報に流されず、掛かり付けの動物病院の先生に相談しましょう。
素人判断で治療を決めつけている方が非常に多く見受けられます。まずは必ず掛かり付けの動物病院へ!
(手術の適応)
①若齢(12ヶ月令の成長期)のもので症状の強いものは、基本的に手術。
成長期の終わり近くで見つかり、症状の見られないものには保存療法も考える。
②成犬(小型犬)で疼痛、機能障害の持続するものは手術。
③成犬(小型犬)で症状のないものや軽度のものは経過観察(内科療法)。
④中型、大型犬は手術を行う。(大概は症状を伴っているので)
*小型犬において成犬になってから見つかった犬について、前十字靭帯断裂や関節炎の進行が、保存療法(内科療法:手術をしないで経過を観察)よりも外科療法(手術)により改善されるという報告は今のところありません。
*子犬のワクチン接種時期に見つかった場合、後肢の屈伸運動を1日300-400回行う事で膝関節の成長を促す効果があります。