謹賀新年

皆さま、明けましておめでとうございます。
元旦から良いお天気が続いておりますが、2014年も明るく良い年になるよう願っております。

当院で一昨年から実施しております日曜日診察も定着し、皆さまに喜ばれており、実施して良かったなと胸をなで下ろしております。また、12月から2月末までの毎年恒例の健康診断ワンニャンドック、高度医療施設へのご紹介・送迎も多くの方にご利用頂いております。
昨年は、血液検査器械、整形器具、整形用器械の新規入れ替えと最新の機械の導入も行えました。少しずつではありますが、最新そして正確な診断治療が出来るよう整備しております。

本年も地域の動物と飼い主様に愛されるホームドクターを目指し、
”人と動物が健康で幸せに暮らせる潤いのある地域社会へ”
を合い言葉に邁進する所存です。
本年もどうか変わらぬご支援をお願いいたします。

寺田動物病院　院長　　寺田利史

今年も残すところあとわずかになりました。年末は相変わらずのトリミング大盛況です。３人のトリミングスタッフ、賢明にカットしてくれております。少しでも気持ちよく新年を迎えさせてあげたい気持ちいっぱいです.

ここの所、急激に気温が下がり、めっきり冬らしくなってきました。

この季節は気温が下がるだけでなく、気圧の変化も大きくなっています。そんな時期は老齢の動物には非常に辛い時期です。血圧の変化などが急激に起こりやすく、急変することや急に弱ることがあります。

今週も何頭か高齢のワンチャンが寝たきりになったり、急に弱った老猫が受診に来られました。

高齢のペットを飼われている方は、乾燥を避けながら出来るだけ暖かくしてあげてください。

忘れてならないのは、たっぷりの飲み水。そしてちょっと高栄養の食事を混ぜてあげることです。缶詰やレトルトの成長期用のフードを混ぜることをオススメします。

屋外飼育のワンチャンは、風に当たらないように囲いをしてあげたり、少しエサを暖めてあげるだけでも為になりますよ。

現在、動物愛護管理法において「動物の所有者は動物が自己の所有に係わる物であることを明示する処置をとること」が努力義務として明記されています。

安全で耐久性が高いマイクロチップは、個体識別方法としてすぐれた方法です。これまで以上に普及すれば、動物の遺棄の防止や所有者不明の動物の減少が期待できます。

マイクロチップとは直径2mm、長さ10mmの小さな電子標識器具です。動物の皮下に注射するように挿入することで装着できます。

装着と共に登録を行います。リーダーと呼ばれる読み取り器械でマイクロチップを探索すると個体識別番号を読み取ることが出来、その番号を問い合わせることで所有者が判明します。

マイクロチップを装着により、

①迷子になっても、保護された時に身元確認がスムーズになります。

②地震などの災害時にはぐれて、保護された時には飼い主が確認しやすくなります。

③盗難にあったとしても登録番号の改ざん消去ができません。

④事故などで保護された時も迅速に確認できます。

⑤出入国の際の検疫がスムーズになります。

などいろんなメリットがあります。

ぜひ、装着をオススメします。

詳しくは

日本獣医師会HP　　http://nichiju.lin.gr.jp/aigo/index.html

環境省HP　　　　　https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/pickup/chip.html

院長の寺田です。

昨日深夜、難産のWコーギーのお母さんが来院。

帝王切開で無事４頭の可愛い赤ちゃん誕生！こんな時は、深夜急患対応の疲れも吹っ飛びますね。

本当に本当に可愛いです！