院長の寺田です。

ここ２週間ほどノミによる皮膚炎で来られるネコちゃんが見受けられました。

ちょっと、皆さん驚かれますか？皆さん、ご存じですか？ノミは年中居ることを。

ノミは成虫１匹が毎日約５０個の卵を産みます。

その卵は、夏場なら２週間で孵化します。冬の寒い時期は２ヶ月での孵化します。かなり気温によって孵化するスピードが違います。

だから、冬場でもノミは居るのです。孵化するスピードが遅くなるので成虫自体の数は少なくなっているだけなのです。

冬場に産卵した卵が春に孵り、そのノミが夏場の大爆発増殖を起こします。

そうです！冬場の対策が夏場を乗り切る大切なポイントです。

お忘れなく。

院長の寺田です。
一年で一番寒い時期がやって来ましたね。たつのでも朝は雪がちらつきました。宍粟市の方面ではかなり降っているのでしょうか。
今週に入って２頭のワンちゃんが交通事故にあって入院されました。冬は日が暮れるのも早くいつもの時間お散歩も暗がりでの散歩になりがちです。また、田んぼの稲も無い時期なのでノーリードの方も見受けられ、交通事故が比較的多い時期です。
よく気を付けてお散歩して下さいね。

こんにちは、院長の寺田です。
久しぶりに僕のオススメの図書をご紹介します。
茨木保　著　”マンガ　医学の歴史”
古来からの医学はどのように進んできたのか、そしてどんな人々の発見と努力、そして飽くなき探求心と奇っ怪な興味の渦があったのか！
それらがほのぼのとしたマンガで語られています。
子供から大人まで楽しく読め、そして医学の勉強だけでなく、生物を勉強する中学生高校生にもお勧めします。
結構、ボリュームがあるので読み応えも十分です。

今晩からまた冬将軍の到来みたいですね。院長の寺田です。
私の腰の具合がイマイチなのもそのせいかもしれません。町の内科さんは風邪の症状で来られる方が多くなり、皮膚科は少しゆったりしてきます。また、ご老人方が足や腰の痛みを気にして整形外科が忙しくなります。このように結構季節性のある症状、病気は多いものです。
年が明け、冬らしくなると早速、動物病院にもそんな症状を訴えてくる動物たちが増えてきます。
今日も、後肢の歩行不全を呈したダックス（ヘルニア）、オシッコが出にくくなった猫ちゃん（猫の泌尿器症候群ＦＵＳ）、そして屋外飼育で激しい血便で急性の虚脱を起こした柴犬（急性出血性腸炎）などの動物たちがやって来ました。
今でもヘルニアを持ち、腎結石尿管結石で苦しんだり、キムチで激しい食中毒の経験のある私は心の中で、”分かるよ、苦しいよねえ、頑張ってなおそうね！”って呟きながら治療にあたりました。
また、これ以外にも心臓の悪い子達が急性悪化した肺水腫なども多い季節です。

初春のお喜びを申し上げます。
叡智と実践の精神で、今年も精進していきたいと思っております。
人と動物が健康で幸せに暮らせる地域社会の創造。
変わらぬ思いです。