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腫瘍


身体はさまざまな細胞で作られています。
その細胞は、
「秩序を持って分裂し、決まった回数で死滅し、新しい細胞が出来てくる。」
といったことを繰り返しているのです。

ところが腫瘍細胞は、身体組織そのものの細胞なのですが、自立性をもって(勝手に、無秩序に)増殖します。
そして、その増殖した細胞は、形態的にも機能的にも異型性をなしており、その腫瘍細胞の集団(しこり、浸潤)が腫瘍なのです。
よく腫瘍の診察の時に、「この腫瘍の原因は何ですか」と聞かれますが、原因はさまざまです。
遺伝的素因のある犬種、ホルモン、加齢、ウィルス、紫外線、外傷、化学物質、その他さまざまな原因により、突然、スイッチが入ったかのように腫瘍細胞が発生し、自立性をもち無秩序に増殖していくのです。
①細胞診 針を刺して細胞を採取して細胞診断し、そのしこりが腫瘍なのか腫瘍で無いのかを調べます。
②切除生検 しこりを外科的に切除して病理検査を行います。ほぼ確定診断できます。

③進行具合を推測:ステージ分類
上記の診断と各種検査により、根治・完治可能なのか、既に転移があり重度なのか、適切な治療が出来ないほど進行しているのかなど腫瘍の進行具合を推測します。
各種検査 血液検査、生化学検査、レントゲン検査、超音波(エコー)検査、
      必要であれば、CT検査、MRI検査など

④治療
その腫瘍の種類、そして進行具合や出来ている場所・臓器などによって応じて治療法を選択します。その子に合った治療を選びます。
1.外科手術
2.化学療法(抗がん剤)
3.放射線療法
この3つの方法を使って、単独で行ったり組み合わせたりします。
4.その他
免疫療法(樹状細胞療法、活性化リンパ球療法、BRM療法など)
      高濃度ビタミン療法など。
あくまでも腫瘍の治療方法は上記の手術・抗がん剤・放射線療法が絶対に基本です。その他の治療方法はまだまだ効果も治療方法も確立していません。


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